制作修行者のあまり制作の話ではない日記
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自分ちの稽古をお休みして、お芝居を観てきました。
吉祥じゅんさんプロデュース公演「怪」 いや~なんちゅうか「完成品」なんだなぁと思える動きでした。 踊りでもないしマイムってんじゃないし、、、、、動き、、、なんだろうなぁ。 美しかったです。 お能の舞は舞手の内面がよく見えます。 上級者になればなるほどよく見えます。 クラシックバレエにも型があります。 古典になればなるほど、型にはまります。 型とはなんだろう。と考えると、出てくる答えはいつも同じで 「標準的な基礎伝達と観る側の最低限の共通認識」 に、たどり着きます。 だから型のなってない者の舞はなんであろうとなにも感じない。 型が決まれば一定水準のストーリーが伝わってくる。 では、その上をいくものはなんだろう。 あの、ゾクっとする感覚を覚える型から溢れているものはなんだろう。 個性であったり、解釈であったり、好みであったり、多様でしょう。 わたしはよく、お神楽でソレを感じます。 あの独特の床を踏み鳴らし弾み飛ぶリズムに鼓動が反応する。 神を呼び神を鎮め神を模すオンだからなのでしょうかね。 子供のころから田舎の天神様の祭りで奉じられたお神楽のリズムと、夕餉のあと祖父母と並び唱える大禊祓詞に真言に、お仏壇の前で唱和する般若心経。 唄うように節をつけ唱える念仏和讃。 神仏混合の螺旋が染み付いたこの体になじむんだろうなぁ。 今は毎晩、うちの代表と演出とでいただいてきた御札に禊祓詞と光明真言を唱えて寝るのであります。 公演が、無事上演できますようにと。 まだまだへたくそなおとなえので神様も苦笑いをしていることでしょう。。。 わたしたちは型から脱却できるのだろうか。 沸き出でるものを、恐れることなく。 PR |
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るぅ
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演劇
自己紹介:
演劇関係の制作をしています。
今年は「何かの企画を立てる」という事について、もっと勉強していこうと努力中です。
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