制作修行者のあまり制作の話ではない日記
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 最終稽古です。 てなわけでおやすみなさい。
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家でやってみたら合ってた音が、芝居に合わせてみたら合わなかったくさい。
くさいとはなんだ 臭くはない。 なんというか、テンポはいいと思ったんだけど、感情が乗らないかんじ。 むずかしぃのぅ。。。 逆に言うと、BGMがあるとき台詞をそのテンポに「飲まれ」ず、「乗せ」て、「合わせ」るってすごいんだな~と。 前回映像を王さんと一緒に作ったとき、(っていうか横であーしてくれこーしてくれとやってもらってたんだけど)稽古のときのみんなのモノマネをしながら読んで尺を測ってむりやりつくった。 むりやりなので、齟齬もあった。 今回も、リズムよくいくと、すごく気持ちのいいとこで盛り上がりや転調に台詞が合致する。 でも所詮は演技を補助するものである音響。 邪魔になったり規制になるようではダメだ。。。。 前に「音響さんはすごく難しい。だって役者全員と息を合わせて、ある意味全ての役を演じながら音をだすんだから」と言ったことがある。 人事だから言えたんだ・・・と稽古の度に感じる。 わたしはまだ「段取り」でいっぱいいっぱい。 大好きなF1にキムタクとか言う人がちょろちょろ顔だしてるのにムカつきながらブログ書いてる暇があったらもっと台本を読まなきゃ。 ああ。。。 でも。。。。 このキムタクいう人ひっこめてくれ。 TV局が金だしてる映画とかスポンサーのタイアップなのは分かるし、視聴率が稼げるのも分かる。 痛いほど分かる。 でも、どうせ出すなら堂本光一出してやれよ!!!!!!!! ああ。。。そんなこと書いてる場合じゃないのに。 迷走してます。 ヒーローヒーローやかましいんじゃ!!! きー!!!!!!! ああ。取り乱しました。申し訳ない。
・・・と、役者のみんなに言われそうな9時~22時の稽古が終わりました。
別府公演で本番もお世話になる別府市中央公民館。 管理室や公民館のスタッフのみなさまの暖かい励ましやご親切にホロリ。。。 私はといえば、はりきって9時いりするつもりが緊急事態で10時半いり。。。ガーン。 最低です。 んでもなんとか美術の確認等をするも、照明さんに教えていただかないと分からないこともあるので、ちょっと保留。 (低血糖で手が震えて顔が真っ青だったので男子チームがバリバリやってくれた。ありがとう。。。) で、ミニ休憩で昼食。演出からタウリン2000の差し入れをみんなで飲みまくり。 なぜか代表をいじって大笑い。腹筋が痛くなって休憩になってない。 そんなこんなで午後2時ごろでしょうか、演出からの 「では、とめながらの通しはじめます」 ドキドキです。音、流せるのかしら。合図、出せるのかしら。 そうなんです。 今回、音響もやることに。。。。ひぃぃぃぃぃ。。。。 何事にも「初めて」があるんです。頑張ろう!気合を入れなおします。 でも実質「ほぼ通し」 みんな、気合が違う!!!でも衣装暑そう!!!! 演出と代表が客席に座ったり確認しながら走り回ってやってます。 あたしは最前列でCDデッキ2台つかってあーだこーだやってます。 いろんなことが分かりました。 ○○は生音のほうがいい!とか○○はつながってないと不便!とか。 すごく勉強になった。 んでもう一回通して、やってきた爆弾発言。 「曲を変えてみよう」 ふたたび、ひぃいいぃぃいいです。サンダー氏尊敬したりして(爆 CDを6枚ならべて変更箇所の確認。 もう余裕がなくなってきたわたし(早いっちゅーの!) その間、フラフラになった役者さんの休憩(マジで座席で寝てる人もwww)と、夕飯の買出し(リンちゃん働き者ですwラヴww) 軽く食事をしていたら、本番でお世話になる大分舞台照明さんがお仕事帰りに駆けつけてくださった。 ありがたい!! 保留事項も公民館のスタッフさんを交え、代表と話し合っていただけました。 わたしはこういうとき、あ~舞台に関して本当にシロウトだなぁ。と感じるんです。 知らないことが多いな~と。 毎回勉強だな。 んで、最終通しです。 そのとき丁度、当日お手伝いをしていただける女性2名さまが、疾風のように現われて、知らないうちに帰られた・・・ ああ。。。ご挨拶もろくにしていないのに。。。 気がつかなかった理由はひとつ。 舞台に尻を向けて床に座り込んで音だしてたからです。 板つきのシーン以外見ちゃいねぇ。 ・・・だって、溶暗とか暗転明けとかの合図だしてるのあたしなんだもん。<うわー!!! あたしの都合に合わせさせられる気の毒な役者のみなさん。 ほんとにすまなかった。<えらそう!!!! なんとか予定時間内に終わり、決死の撤収。 これは予定より早く終わった!!すごいわ~ 最後、解散前に玄関で円陣。代表が荷物積み終わるの待ってる間に 「まぁ、小倉での日曜はこれくらい疲れるってことでしょーね」<byわたし。 みんなの最後の力を搾り取ったことでしょう。 「あ、でも仕込みがないから!!ねw」 もう遅いっちゅうねん。 代表からお疲れ様の挨拶が終わり、三々五々去っていった。 わたし? 一人で公民館に戻って吐いてました。 いやー体力限界。 年には勝てんのぅ。 おほほ。
自分ちの稽古をお休みして、お芝居を観てきました。
吉祥じゅんさんプロデュース公演「怪」 いや~なんちゅうか「完成品」なんだなぁと思える動きでした。 踊りでもないしマイムってんじゃないし、、、、、動き、、、なんだろうなぁ。 美しかったです。 お能の舞は舞手の内面がよく見えます。 上級者になればなるほどよく見えます。 クラシックバレエにも型があります。 古典になればなるほど、型にはまります。 型とはなんだろう。と考えると、出てくる答えはいつも同じで 「標準的な基礎伝達と観る側の最低限の共通認識」 に、たどり着きます。 だから型のなってない者の舞はなんであろうとなにも感じない。 型が決まれば一定水準のストーリーが伝わってくる。 では、その上をいくものはなんだろう。 あの、ゾクっとする感覚を覚える型から溢れているものはなんだろう。 個性であったり、解釈であったり、好みであったり、多様でしょう。 わたしはよく、お神楽でソレを感じます。 あの独特の床を踏み鳴らし弾み飛ぶリズムに鼓動が反応する。 神を呼び神を鎮め神を模すオンだからなのでしょうかね。 子供のころから田舎の天神様の祭りで奉じられたお神楽のリズムと、夕餉のあと祖父母と並び唱える大禊祓詞に真言に、お仏壇の前で唱和する般若心経。 唄うように節をつけ唱える念仏和讃。 神仏混合の螺旋が染み付いたこの体になじむんだろうなぁ。 今は毎晩、うちの代表と演出とでいただいてきた御札に禊祓詞と光明真言を唱えて寝るのであります。 公演が、無事上演できますようにと。 まだまだへたくそなおとなえので神様も苦笑いをしていることでしょう。。。 わたしたちは型から脱却できるのだろうか。 沸き出でるものを、恐れることなく。
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演劇関係の制作をしています。
今年は「何かの企画を立てる」という事について、もっと勉強していこうと努力中です。
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