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制作修行者のあまり制作の話ではない日記
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ハラジラーさんがブログに書いてた
「芸人と文化人」
のカテゴリー。

ふむ。と、考えてしまった。

芸人というのは読んでそのまま、演芸とか芸能を商売にしている人ですよね。
文化人というのは、文化について一家言ある人ですよね。

そしたら、文化っちゃなんか。
地域や社会にある風習やら習慣やら伝統やら、そういうものを伝えて学んで繋げていく、物質的ではなく精神的に由るものではないかなと。

では、自分の芸だけを芸として売り、その芸をお客に見てもらい対価を得ることで「良し」とするのが芸人なのか?
よく分からない。
でも確かに、漫才師やコメディアンが「コメンテータ」とか「映画監督」とか「教育問題」とか「政治問題」とかに顔を出すとそういう苦言をする人は、だいたい、芸だけ売ってるかもなぁ。

んで
文化人というのがマスコミのフィルタを通して本来の語意とズレて来ているとも思う。
ギャラを決める時の勝手なカテゴリな気もする。

Junさんの言う「自分は舞台人だ。文化人ではない。」という発言は、とても覚悟のある言葉だと思った。
発信し続けていく覚悟。
それがなければ言えない事だと思った。
でも、好むと好まざるをいわず、それが「文化」になることはあると思う。


自分に置き換えてみた。

ウチの代表や脚本家が「自分は文化の発信ではなく舞台人としてだけありたい」と言ったら、どうするやろうかと。

あたしは、代表たちと社会をつなぐ鎖になりたい。
鎖ほど強くないかもしれない。しつけ糸くらいかも。
でも、それが制作の仕事なんじゃないかなと思った。

どの時代を振り返っても、「芸」は社会と密接なつながりを持ってきた。
「演劇」の伝える力といったら、どんなプロパガンダにも負けやしない威力だ。
その力のある舞台が、文化芸術だと言われるものに結果としてなるのではないかなと。

舞台人を支えるためには、どうするべきなのか。
自分まで舞台人であっては、好きなものだけを好きなように発表する人々になってしまいそうで怖い。

自分はまだまだ、チキンだなと思った次第です。

あ、別に「いわゆる文化人」になりたいわけじゃないですよ。
「文化の力」を語弊なく伝える力をもつ人にはなりたいです。

でっかい目標やな~

ああっ!
更に言うと、ハラジラーさんに喧嘩売ってないからね!!!
いろいろ勉強させてもらってますから!!!
↑ やはりチキン


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